グランビルの法則の精度を圧倒的に高め移動平均線でFXを攻略する方法
メンター
エイク
お悩みトレーダー
これは、メンターに手法を教わったときに、実際に行われた会話です。
私は、移動平均線の手法は、たくさん知っていましたが、『グランビルの法則』すら知らない、もちろん、その法則がいかに重要なのかも理解していない素人トレーダーでした。
周りのトレーダーにも笑われたのを今でも覚えています。
そう、 『グランビルの法則』 。
今回は、 『グランビルの法則』を分かり易く解説 するだけではなく、
『グランビルの法則』を理解すると、トレードポイントが分かるようになるだけでなく、相場観や相場分析のレベルも飛躍的に向上するでしょう。
移動平均線を使うなら絶対にグランビルの法則を知らなければいけない理由
まず、はじめに 『なぜ、この法則を理解することが、トレードする上で強い武器になるのか?』 を解説していきます。
世界中のトレーダーが知っているグランビルの法則
つまり、 「世界中の腕利きトレーダーで、グランビルの法則を知らない人はいない」 と断言できる程の超メジャーな法則だということです。
つまり、この法則を知った上で移動平均線を使用しているのか?
それとも、何も知らずに移動平均線を使用しているのか?
では、雲泥の差が生まれるというわけです。
移動平均線を使った手法はすべてグランビルの法則を使っている
相場を分析するために、世界中のトレーダーたちはチャート上に、インジケーターを表示させています。
しかし、そのインジケーターの数は、数え切れないほど存在しています。
そんな中、初心者から熟練トレーダーまで、愛用されているのが移動平均線です。
極めつけに、 移動平均線を使った手法のほとんどは『グランビルの法則』が利用されている と言っても過言ではありません。
グランビルの法則|8つの売買サイン
「移動平均線を利用してトレードする際に、8つの売買ポイントが存在する。」
青丸①~④が、4つの買いサイン で、 赤丸⑤〜⑧が4つの売りサイン になります。
それでは、 サインの特徴と注意点、精度の高めた活用方法をひとつずつ解説していきます。
グランビルの法則|4つの買いサインと精度を高める方法
買いサイン①|移動平均線が横ばいまたは、上昇転換時にローソク足の終値が上抜きしたポイント
グランビルの法則|買いサイン①は、移動平均線が下落した後に、上昇、もしくは横ばい状態になり、ローソク足が移動平均線の上で終えたポイントになります。
メンター
買いサイン②|移動平均線が上昇している時に、ローソク足の終値が下抜きしたポイント
グランビルの法則|買いサイン②は、移動平均線が上昇している時に、ローソク足の終値で、移動平均線を下抜いたポイントになります。
移動平均線が上向きなので、価格も上昇する可能性は、もちろん考えられます。
しかし、 移動平均線が上向いているからと言っても、価格がそのまま下落することも十分考えられます。
買いサイン③|上昇している移動平均線に、ローソク足がタッチ&反転したポイント
グランビルの法則|買いサイン③は、ローソク足が移動平均の上で推移していて、下落(調整)の動きを見せるが、移動平均線を下回ることなくタッチまたは、反転したポイントになります。
こちらも、 必ず反転を確認してからエントリーする ようにしましょう。
◆ジリジリと下落している調整の動きをしている
(フラッグやペナントなどの調整のチャートパターン)
◆移動平均線にタッチした時に、反転のローソク足のプライスアクションを確認する
◆下位足で、トレンドが転換するのを確認する
メンター
買いサイン④|下落している移動平均線より乖離しているポイント
グランビルの法則|買いサイン④は、移動平均線が下落している時に、ローソク足が大きく下離れ(乖離)しているポイントになります。
買いサイン④で注意しなければいけない点は、 移動平均線の回帰性を利用した、短期的な超逆張りの買いだということを理解する ことです。
(※回帰性|元の位置に戻ること。それを繰り返すこと。)
このサインはトレーダーを選びます。
逆張りトレーダーにとっては、絶好のエントリーポイントになりますが、トレンドフォローをしているトレーダーは無視しても良い買いサインです。
◆強いサポートがある
◆下位足でトレンド転換を確認する
◆利確で活用する
◆ノーエントリー
グランビルの法則|4つの売りサインと精度を高める方法
売りサイン⑤|移動平均線が横ばいまたは、下降転換時にローソク足の終値が下抜きしたポイント
グランビルの法則|売りサイン⑤は、移動平均線が横ばい、もしくは下降転換したときにローソク足の終値が下抜いたポイントになります。
もしも、 少しでも移動平均線が上昇方向であれば、買い②が成立してしまうので、注意が必要 です。
メンター
売りサイン⑥|移動平均線が下降している時に、ローソク足の終値が上抜きしたポイント
グランビルの法則|売りサイン⑥は、移動平均線が下降している時に、ローソク足の終値で、移動平均線を上抜いたポイントになります。
移動平均線が下向きなので、価格も下降する可能性は、もちろん考えられます。
しかし、 移動平均線が下向いているからと言っても、価格がそのまま上昇することも十分考えられます。
売りサイン⑦|下降している移動平均線に、ローソク足がタッチ&反転したポイント
グランビルの法則|売りサイン⑦は、ローソク足が移動平均の下で推移していて、いったん上昇(調整)の動きを見せるが、移動平均線を上回ることなくタッチまたは、反転したポイントになります。
こちらも、 必ず反転を確認してからエントリーする ようにしましょう。
◆移動平均線に向かって、ジリジリと上昇している調整の動きをしている。
(フラッグやペナントなどの調整のチャートパターン)
◆移動平均線にタッチした時に、反転のローソク足のプライスアクションを確認する。
◆下位足で、トレンドが転換するのを確認する。
メンター
売りサイン⑧|上昇している移動平均線より乖離しているポイント
グランビルの法則|売りサイン⑧は、移動平均線が上昇している時に、ローソク足が大きく上離れ(乖離)しているポイントになります。
売りサイン⑧で注意しなければいけない点は、 移動平均線の回帰性を利用した、短期的な超逆張りの売りだということを理解する ことです。
(※回帰性|元の位置に戻ること。それを繰り返すこと。)
このサインはトレーダーを選びます。
逆張りトレーダーにとっては、絶好のエントリーポイントになりますが、トレンドフォローをしているトレーダーは無視しても良い売りサインです。
◆強いレジスタンスがある
◆下位足でトレンド転換を確認する
◆利確で活用する
◆ノーエントリー
移動平均線というインジケーターが効果的な理由
さて、あなたは、 移動平均線とはどのようなインジケーターがご存知でしょうか?
そして、 なぜ移動平均線がチャート上で価格が反応するかご存知でしょうか?
移動平均線の計算式
n日の終値の平均をとった価格を線で結んだインジケーターが、移動平均線ってことです。
移動平均線と大衆心理
ローソク足の終値とは、ローソク足が確定したときの値です。
終値はローソク足の期間の投資家たちの売買の結果です。
つまり、終値は、ローソク足の期間の正しい評価と判断できます。
ということは、 投資家たちの売買の正しい評価を平均して描写したものが、移動平均線 ということになります。
20日移動平均線を例に解説していきます。
20日移動平均線より上にローソク足があるときは、
・過去20日間で買い方が儲かり、売り方が損をしていることがひと目で分かります。
・買い方が優勢であることを確認したトレーダーが、続いて買いで仕掛けてくる可能性があります。
⇒買いサイン②③
・しかし、あまりにも平均より乖離したポイントでは、利確の反対売買が入ります。
⇒売りサイン⑧
その後、20日移動平均線より下にローソク足が割り込むと、
・過去20日間で売り方が儲かり、買い方が損をしていることになります。
・今までの買い方は、ポジションを決済して、ポジションを売り払い、さらに売りが加速します。
⇒売りサイン⑤
そして、そこに 大衆心理が生まれるからです。
移動平均線のベストな設定は何日設定?
『グランビルの法則と大衆心理はよく分かったが、移動平均線のベストな期間設定はあるのか?』
5MA、10MA、20MA、25MA、50MA、75MA、100MA、200MA
実際のチャートからグランビルの法則を確認してみる
ディナポリ式MT4
冒頭でも記述していますが、 『グランビルの法則』を知って移動平均線を活用しているトレーダーと、何も知らずになんとなく手法で使うから、という理由だけで移動平均線を活用しているトレーダーでは、相場観に雲泥の差が生まれるからです。
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2014年6月14日 (土)
MetaTrader 4でサマータイムかどうか判定する関数
そこで作った関数、IsSummerTime() が以下です。
パラメータとして、結果をプリントするかどうかのboolをデフォルト値falseで持っています。
結果はboolで返し、trueならサマータイム、falseならサマータイムではない、となります。
bool IsSummerTime(bool _prt = false) bool _ret;
string StartTime="03.01";
string EndTime="ディナポリ式MT4 11.01";
datetime cTime = TimeCurrent();
int cDoW = TimeDayOfWeek(cTime);
string cYear = IntegerToString(TimeYear(cTime));
datetime sTime = StrToTime(StartTime);
int sDoW = TimeDayOfWeek(sTime);
switch(sDoW) case 0:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"03.08");
break;
case 1:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"03.14");
break;
case 2:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"03.13");
break; ディナポリ式MT4
case 3:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"03.12");
break;
case 4:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"03.11");
break;
case 5:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"03.10");
break;
case 6:
sTime = StrToTime(cYear+"."+"ディナポリ式MT4 03.09");
break;
>
datetime eTime = StrToTime(EndTime);
int eDoW = TimeDayOfWeek(sTime);
switch(eDoW) case 0:
eTime = StrToTime(cYear+"."+"11.01");
break;
case 1:
eTime = StrToTime(cYear+"."+"11.07");
break;
case 2:
eTime = StrToTime(cYear+"."+"11.06"); ディナポリ式MT4
break;
case 3:
eTime = StrToTime(cYear+"."+"11.05");
break;
case 4:
eTime = StrToTime(cYear+"."+"11.04");
break;
case 5:
eTime = StrToTime(cYear+"."+"11.03");
break;
case 6:
eTime ディナポリ式MT4 = StrToTime(cYear+"."+"11.02");
break;
>
if(sTime = sTime && cTime = eTime && cTime 投稿者 neuromancer 日時 2014年6月14日 (土) 外為取引 | 固定リンク
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