フロー計算書の基本
補助金の申請にあたって、「虚偽の申請による不正受給」、「補助金の目的外利用」や「補助金受給額を不当に釣り上げ、関係者へ報酬を配賦する」といった不正な行為が判明した場合は、交付規程に基づき交付決定取消となるだけでなく、補助金交付済みの場合、加算金を課した上で当該補助金の返還を求めます。
交付決定の取消しを受けた者は、不正内容の公表等を受けることや「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」第29条に基づき、5年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金または両方に処せられる可能性があります。
補助事業に関するご相談は、下記のコールセンターで受け付けております。
●事業再構築補助金の制度全般に関するコールセンター
0570-012-088
< IP電話用 >03-4216-4080
受付時間9:00〜18:00(日・祝日を除く)
フロー計算書の基本
補助金の申請にあたって、「虚偽の申請による不正受給」、「補助金の目的外利用」や「補助金受給額を不当に釣り上げ、関係者へ報酬を配賦する」といった不正な行為が判明した場合は、交付規程に基づき交付決定取消となるだけでなく、補助金交付済みの場合、加算金を課した上で当該補助金の返還を求めます。
交付決定の取消しを受けた者は、不正内容の公表等を受けることや「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」第29条に基づき、5年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金または両方に処せられる可能性があります。
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第26回 企業価値とのれん(その6)
現在会計上使用されるのれんは、主に連結のれんを指すことが多いが、のれんそのものは、連結決算以外でも古くから存在していた概念だった。のれんの会計について、その歴史的背景を含めて体系的にまとめた「暖簾の会計」 1 によれば、Goodwillという言葉が商取引的な意味で初めて用いられたのは、1657年に採石場の譲渡が行われた際であるという。その際に「採石場の全権利とのれん(Goodwill)を譲渡する」という文言が使用された。その後19世紀に入ってから、主に英国でGoodwillという言葉が「旧顧客が利用を継続する蓋然性」という意味を持つ法律用語として使用されるようになった。
のれんと、耐用年数の確定できない無形資産の相違
のれんの本質
無形財的のれん観
Goodwillの言葉の由来となった顧客による愛顧をのれんと考える「無形財的のれん観」 2 が中心となった19世紀後半では、まだ個人企業やパートナーシップが経済において重要な地位を占めていた。したがい当時ののれんの議論は、どちらかというと法律の観点から、無形資産としてののれんが念頭におかれたものであった。
超過利潤的のれん観
残余的のれん観
シナジー的のれん観
【表1】のれんの構成要素の分析
企業価値への影響
1 「暖簾の会計」山内暁 中央経済社 2010年3月
本記事に関する留意事項
鶯地 隆継/Takatsugu Ochi
有限責任監査法人トーマツ パートナー
前 IASB(国際会計基準審議会) 理事(2011-2019) 元 IFRIC(IFRS解釈指針委員会) 委員(2006-2011) 総合商社に30年勤務しUS-GAAP、IFRS決算業務を担当。J-SOXプロジェクト責任者を務める。金融庁企業会計審議会、企業会計基準委員会の専門委員の他、日本経団連のIFRS導入タスクフォース幹事長に従事。2019年、有限責任監査法人トーマツ入社。現在、監査品質. さらに見る
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