FX定番の指標、ボリンジャーバンドの見方・使い方を解説!
テクニカル指標・チャート分析
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドの計算式
$$ ±1σ = n日の移動平均 ± FXのテクニカル、ボリンジャーバンドの使い方は n日の標準偏差 $$
$$ FXのテクニカル、ボリンジャーバンドの使い方は ±2σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差 × 2 $$
$$ ±3σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差 × 3 $$
順張り・逆張りどちらでも使える!
- 順張り:トレンド相場でトレンドに乗ってトレードする手法
- 逆張り:レンジ相場で売られすぎ・買われすぎを判断してトレードする手法
ボリンジャーバンドの見方
- +2σ・・・アッパーバンド2
- +1σ・・・アッパーバンド1
- 中心線・・・ミッドバンド(センターバンド、センターライン)
- −1σ・・・ロワーバンド1
- −2σ・・・ロワーバンド2
レートがボリンジャーバンドに収まる確率と異常値
- ±1σに収まる確率 = 68.3%
- ±2σに収まる確率 = 95.5%
- ±3σに収まる確率 = 97.7%
ボリンジャーバンドは5本のバンドの形を見るだけ!
- スクイーズ(バンド収縮の最小地点)
- ボージ(バンド拡大の最大地点)
- エクスパンション(バンドの拡大)
- バンドウォーク(トレンドの継続)
まず、バンド上下の幅がもっとも狭く収縮した形状を スクイーズ といいます。
スクイーズ
スクイーズとは逆に、バンド幅がもっとも拡大した形状を ボージ といいます。
ボージ
収縮しているスクイーズから拡大した状態を エクスパンション といいます。
エクスパンション
ローソク足がバンドに沿って位置し、上(または下)にトレンドが強く推移している状態を バンドウォーク と呼びます。
バンドウォーク
ボリンジャーバンドを “逆張り” で使う方法
参考チャート:外貨ex byGMO [豪ドル/円 1時間足 2017年11月中旬〜下旬]
- 為替レートが+2σを上抜いたら、売りサイン。
- 為替レートが−2σを下抜いたら、買いサイン。
ボリンジャーバンドを “FXのテクニカル、ボリンジャーバンドの使い方は 順張り” で使う方法
ジョン・ボリンジャー自身は、 ボラティリティ・ブレイクアウト と呼ばれる、順張りでの手法を推奨しています。
これは、スクイーズ(収縮)したバンドが横ばいからエクスパンション(拡大)し、レートが±2σの外に抜けたときに、ブレイクした方向にエントリーする方法です。
参考チャート:外貨ex byGMO [米ドル/円 4時間足 2017年11月中旬〜下旬]
- バンドが収縮から拡大し、為替レートが+2σを上抜いたら買いサイン。
- バンドが収縮から拡大し、為替レートが−2σを下抜いたら売りサイン。
例えば、日足でチャートをみて、±1σに沿ってレートが推移しているなら、現在はトレンド相場であると判断してよいでしょう。
このバンドウォークはそんなに多くは現れませんが、 出現したときは信頼性の高い強いサイン として見ることができます。
順張りの決済ポイントは?
バンドが拡大から収縮に推移したら、相場はエネルギーを出しきってトレンドが終わり、レンジ相場へと移行したことを意味します。
つまり、 エクスパンションからスクイーズへと変化すれば、決済のポイントとして判断 ができます。
このとき、買い注文から入ったなら、広がった下のバンドが反転したときが決済ポイントとなるのですが、 もっと大きく利幅を狙いたいなら、上のバンドが反転したタイミングで決済 するといいでしょう。
また、順張りではエクスパンションが±3σまで達したときは勢いが強すぎるという理由から、決済のポイントとして見られることもあります。
ボリンジャーバンド
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
詳しくみる
コメント