FX初心者が大損する「9つの理由」と「8つの対処法」【プロトレーダーの解説】
FX初心者は「利確・損切りルールが決まっていない」「高レバレッジで取引してしまう」「証拠金維持率を気にしていない」など、失敗する原因が共通していることが多いです。 よくある失敗原因を知ることは、FXの失敗リスクの軽減にもつながります。ここでは、FX初心者のよくある失敗原因9つについて見ていきましょう。 1.勘に頼って売買をする FX初心者のよくある失敗原因の1つが、勘に頼って売買をしてしまうことです。「少し下がったので、これから上がるだろう」「上がり続けているので下がるはず」など、根拠なく勘に頼って売買をしても上手くはいきません。FXは単純ではないので、初心者の勘で勝てるほど甘くないのです。 経験豊富なトレーダーであれば、ノウハウがあるので直感に頼った判断でも良い結果が出ます。しかし、FX初心者は知識や技術、ノウハウがないので勘に頼った売買はギャンブルそのものです。失敗の原因になりえるため、勘に頼った売買はしないようにしましょう。 2.利確・損切りルールが決まっていない 「XXpips上がったら利確する」「OO円の含み損が出たら損切りをする」などの利確・損切りルールが決まっていないことも、FX初心者のよくある失敗原因の1つです。 ルールが決まっていないと「損失を取り戻せる利益が出たら決済しよう」「もう少し待てば含み損がなくなるかもしれない」など、その時々の感情に左右されて不安定な取引になってしまいます。淡い期待を持ってもたいてい上手くはいきません。 感情に左右される取引は不安定な結果を生み、損失や負けにつながる可能性があります。いつか相場が回復すると期待して、そのまま下がり続けロスカットになるというケースも少なくありません。 3.とにかくポジションを持ちたがる 「ポジポジ病」ともいわれますが、とにかくポジションを持ちたがるのは、FXの失敗につながる可能性があります。 「ポジションを持っていないとチャンスがない」「エントリーしないと落ち着かない」など安易な考えや感情に左右されてポジションを持っても、良い結果は得られません。 「ポジションを持つこと」を優先すると、根拠のないタイミングでエントリーすることになるからです。根拠やルールに基づくものではなく、結局は感情任せの取引となるため結果は運頼みになります。とにかくポジションを持ちたがるポジポジ病は、FXの失敗原因になりえるため注意が必要です。 4.スワップ狙いで高金利通貨に手を出す 「スワップポイントが高いから高金利通貨で取引しよう」という考えも、FX初心者が失敗する原因の1つです。 高金利通貨はスワップポイントは魅力的ですが、相場変動が大きく「スワップポイントで5,000円稼いだけど2万円のマイナスになっている」などスワップポイント以上の含み損を負うリスクがあるためです。 通貨の特性や相場動向をきちんと理解したうえで保有しないと、大損する恐れがあります。 トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソ、ロシアルーブルなどの高金利通貨は、経験豊富なトレーダーや資金に余裕がある人であれば良いですが、FX初心者にはおすすめできません。経験の浅いうちにスワップ狙いで高金利通貨に手を出すのはやめましょう。 FXチャートの見方、分析について解説 5.高レバレッジで取引してしまう 高レバレッジ取引は、FX初心者にはリスクが高すぎます。国内FX会社は、投資資金を最大25倍の金額で売買できるレバレッジ取引が可能です。40万円で1,000万円の取引ができるなど、資金効率を高めて多くの利益を狙えるのは魅力ですが、大損する可能性があります。 投資金額が最大25倍になることで、得られる利益と負う損失も最大25倍になります。また、よほど証拠金維持率に余裕がないと、わずかな値動きでロスカットになり、全ポジション強制決済になってしまいます。 経験の浅いFX初心者が手を出すと大ダメージを負い、市場から退場させられるリスクがあるので高レバレッジ取引はしないようにしましょう。 6.複数の通貨ペアに手を出す 米ドル/円やメキシコペソ/円、米ドル/人民元、ユーロ/スイスフラン……など、複数の通貨ペアに手を出すのもFX初心者が失敗する原因になります。通貨ペアによって特徴や収集する情報に違いがあるからです。 利益を出すためには、各国の経済や政治に関する情報を収集し、それぞれの相場を分析する必要があります。 経験豊富なトレーダーであれば知識や経験があるので対応できますが、FX初心者では対応できません。中途半端な対応になり、損失が出るうえに知見も得られないでしょう。 リスクを高めてしまうため、複数の通貨ペアに手を出すのはやめましょう。 7.証拠金維持率を気にしていない 資金管理が疎かで証拠金維持率をチェックしておらず、失敗するFX初心者は少なくありません。 多くのFX会社では、証拠金維持率が50%~100%を下回るとロスカットが執行されます。ロスカットになると、全ポジションが強制決済されるため投資資金の大半を失うことになります。 資金が潤沢であればいいですが、そうでない人がほとんどなので、証拠金維持率をチェックして十分余裕を持たせることが大切です。証拠金維持率に無頓着だと、大損する可能性が高いので注意が必要です。 8.勉強や練習をせずに本番を始める 何の勉強や練習もせずにFXを始めても勝てるわけがありません。 通貨の特徴やチャートの見方、注文方法、情報収集、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析の方法などの知識を身につけて実際に練習をすることで、実践で勝つためのノウハウを身につけられます。 FXに限ったことではありませんが、何もせずに稼げるほど投資は甘くありません。本やセミナー、動画による勉強、デモトレードによる練習をして基本的な知識や技術を身につけたうえで本番に臨むことが大切です。 9.重要指標やマーケットニュースをチェックしていない 重要指標やマーケットニュースを確認していないと、相場動向の予測が難しくなります。 雇用統計や中央銀行の声明、GDPなど重要指標発表によって相場が大きく動くことは多いです。また、マーケットニュースをチェックしていないと、ファンダメンタルズ分析ができなくなります。重要指標やマーケットニュースもチェックすることで、根拠のある売買が可能です。 FXで失敗しないように、重要指標やマーケットニュースは逐一チェックしましょう。
「株価チャート」の見方をやさしく解説!
株初心者には難しい「株を買うタイミング」を
株価チャートから探る方法とは? FXチャートの見方、分析について解説 ゼロから始める株入門【第6回】
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また、 グラフの下方にある棒グラフは「出来高(できだか)」 といい、どのくらい売買が盛り上がったかを見るもの。その株が人気化してくると棒グラフは高くなり、人気が沈静化してくると低くなります。
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移動平均線で株価のトレンドを確認する
移動平均線は 、一定期間の株価の平均値を計算してグラフ化したもので、短期的な値動きのデコボコをならして、株価の大まかなトレンドを見ようとする補助線です。基本的には線の向きがトレンドを示し、 線が上向いていれば上昇トレンド、下向いていれば下降トレンド と判断できます。
株価チャートの使った株の買い方を紹介!
株は、上昇トレンドのときに買うのが基本戦略 です。値動きが上昇基調にあるときに買って、その上昇を享受する。そして上昇が終わり、下降トレンドに転換したときに売却するのです。
今が上昇トレンドかどうかは、株価チャートを見て、 (1)ローソク足が右肩上がりに上昇していること、(2)移動平均線も上昇していること 、などで判断できます。
注意したいのは、 下降トレンド中の株には手を出さない ということ。いずれは下降が止まって上昇に転換するだろうと思っても、その日がいつ来るかわかりません。そのときまで損失を膨らませることになり、大変危険です。業績や将来性、PERなどでよいと思う銘柄でも、株価チャートが下降トレンドなら、上昇トレンドに転換するまで買いは保留しましょう。
上昇トレンドの「押し目買い」を狙え!
上昇トレンドの中でも、「押し目(おしめ)」で買うことができたら、あなたも立派な中級者! 押し目とは、上昇トレンド中で一時的に下落したところ をいいます。上昇トレンド中でも、株価は上がったり下がったりしながら上昇していきます。そこで、一時的に下がったところで買えれば、安く買えることになるのです。
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<移動平均線の使い方まとめ>
(1)線の向きがトレンドを示す
上向きなら上昇トレンド
下向きなら下降トレンド
(2)買いポイントのメドになる
株価が移動平均線にタッチしたあたりが押し目買いのポイント
(3)移動平均線で分かる! FXチャートの見方、分析について解説
短期トレンド→5日、25日
数ヵ月のトレンド→13週、26週、52週
長期トレンド→24ヵ月、60ヵ月、120ヵ月
【目次】ゼロから始める株入門
◆証券会社・取引ツール編◆
◆株の選び方・ファンダメンタル編◆
◆株の選び方・テクニカル編◆ FXチャートの見方、分析について解説
◆株の買い方・売り方編◆
◆株主優待・配当編◆
【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
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ザイ・オンライン編集部(2022.6.2) ザイ編集部(2022.FXチャートの見方、分析について解説 5.31) ザイ・オンライン編集部(2022.6.2) ザイ・オンライン編集部(2021.12.23) ザイ・オンライン編集部(2022.6.2)
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- WSCOPE、大阪チタ、イナリサーチなど
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◎巻頭特集
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キホンからオススメ投信まで大事なコトだけ!つみたて投資入門
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つみたてNISAやiDeCoを徹底解説
・つみたて投資は必要?
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投信を買うならこの1本!を紹介
急落や損した時対処法を伝授!
・どの投信を買えばいい?
・口座はどこで開けばいい?
・いま始めても大丈夫なの!?
・損が出てる! やめるべき?
・つみたての金額はいくらにする?
・家計が厳しいけどやめていい?
●もう始めてる5人に聞いた
つみたてデビューとリアル収支
◎第2特集
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●PART1: 高利回り
・高配当で株主優待も充実!利回りランキング
●PART2: 10倍狙い
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FXローソク足チャートの見方と為替レートの読み方
鈴木拓也
動画が見終わった方も、以下で復習をすれば効率的に学習できますよ!
FXチャートの見方
ローソク足の意味
チャートには、「ラインチャート」、「バーチャート」などの種類がありますが、最も有名でよく使われるのが「ローソク足チャート」です。
鈴木拓也
ローソク足って、聞いたことある?
初心者
鈴木拓也
- 始値(はじめね):一定期間内ではじめてついた価格
- 安値(やすね):一定期間内で最も安い価格
- 高値(たかね):一定期間内で最も高い価格
- 終値(おわりね):一定期間内で最後についた価格
ローソク足は、「陽線」と「陰線」の2種類からなり、陽線は始値より終値が高い場合、陰線はその逆で始値より終値が低い場合です。
ローソク足が読めるようになると、その ローソク足の形により、今後の相場の方向性を予測することが出来ます。
ローソク足の時間軸はどれを使えばいいか?
ただし、トレードのやり方として、必ず最初に 期間が長い上位足チャートで相場の状態を確認し(相場環境認識)、期間が短い下位足チャートでエントリーポイントを探っていく ことが重要です。
トレードスタイル | 上位足 | 下位足 |
---|---|---|
スキャルピング | 1時間足、30分足 | 5分足、1分足 |
デイトレード | 日足・4時間足・1時間足 | 15分足、5分足 |
スイングトレード | 週足、日足 | 4時間足、1時間足 |
長期トレード | 月足、週足 | 日足 |
ローソク足の形状で投資家心理を読む
大陽線と大陰線
大陽線と大陰線のどちらも、 今後も同じトレンドが継続する可能性を示すローソク足 です。
トンカチとカラカサ
トンカチが上昇トレンドの中で、なおかつ天井圏で発生した時、買い勢力の力が尽きて、売り勢力の方が優勢になり、 上昇トレンドから下降トレンドへ転換する可能性が高まっている ことを示します。
カラカサが下降トレンドの中で、さらに底値圏で発生したら、 下降トレンドから上昇トレンドへ転換する可能性が高まっている ことを示します。
一度下落したけれど強い買い圧力が存在していることを示しており、「反転のサイン」とみなせます。実際に、ドル円はその後に反転上昇していますね。
逆に長い上ヒゲが現れた場合は、強い売り圧力が発生していることを示しますので、その後の反落には注意する必要があります。
鈴木拓也
鈴木拓也
チャートには3つのトレンドしかない
チャートを読む際に意識することは、今のチャートの状態が「上昇トレンド」「下降トレンド」「横ばい」の、どの状態にあるのかを正しく認識することです。
FXでは、チャートの環境を認識したうえで、 上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売り、横ばいなら様子見 、この3つの動作をするだけで利益を上げていくことが出来ます。
上昇トレンド | 下降トレンド | 横ばい | |
---|---|---|---|
相場環境 | ![]() | ![]() | ![]() |
取引 | 買い | 売り | 様子見・何もしない |
鈴木拓也
移動平均線はFXチャート分析の基本!見方と使い方を解説
テクニカル指標・チャート分析
こういったテクニカル分析において、スタンダードであり重要なテクニカル指標ともなるのが、移動平均線です。
それでは 移動平均線の基礎から見方、使い方について解説 します。
移動平均線とは?
参考チャート:外貨ex byGMO
メジャーな移動平均線にはSMA、EMA、WMAがある
- もっとも基本的な移動平均線。通常、移動平均線というとこのSMAを指します。
- 過去チャートの平均値から計算されるので、直近の値動きからはやや遅れますが、大きなトレンドを見るのに適しています。
- より直近の値動きを重視させた指標です。
- レンジ相場や乱高下しているときはには適していませんが、緩やかな相場では効果を発揮します。
- WMAよりもさらに直近の価格に比重を置いた移動平均線です。
- 直近の値動きに敏感に反応するので、SMAよりもトレンドの転換を早めに確認ができます。
- WMAを12本表示させた移動平均線です。
- 複数の移動平均線を用いて、相場の方向性や売買シグナルを捉えようとするのが特徴です。
- 移動平均線が上向きのとき、価格がローソク足の上を推移すれば上昇トレンド
- 移動平均線が下向きのとき、価格ローソク足の下を推移すれば下降トレンド
- ローソク足が移動平均線を上抜いたら買いサイン
- ローソク足が移動平均線を下抜いたら売りサイン
- 短期移動平均線が長期移動平均線を上抜いたら買いサイン(ゴールデンクロス)
- 短期移動平均線が長期移動平均線を下抜いたら売りサイン(デッドクロス)
- 移動平均線をサポートライン、レジスタンスラインの目安にする
- 上昇トレンド後に上ヒゲが伸びた場合
→反落する可能性がある - 下降トレンド後に下ヒゲが伸びた場合
→反騰する可能性がある - 短期の平均線が中期の平均線を下から上へ超えた
→買いのサイン - 短期の平均線が中期の平均線を上から下へ割り込んだ
→売りのサイン - 転換線が基準線を上回る
- 遅行線がローソク足を上回る
- ローソク足が雲を上回る
- 転換線が基準線を下回る
- 遅行線がローソク足を下回る
- ローソク足が雲を下回る
- 買いのサイン
→ボリンジャーバンドが-2σ〜-3σのラインに達した場合 - 売りのサイン
→ボリンジャーバンドが+2σ〜+3σのラインに達した場合 - 下降するSARと上昇レートが交差するタイミング
→買いのサイン - 上昇するSARと下降レートが交差するタイミング
→売りのサイン - +100%付近までレートが達する
→反転して下落する可能性がある - -100%付近までレートが達する
→反転して上昇する可能性がある - MACDラインがシングルラインを“下から上”に抜けた
→買いのサイン - MACDラインがシングルラインを“上から下”に抜けた
→売りのサイン - +DIが-DIを下から上に抜いた後、ADXが上昇
→買いトレンドが発生している - +DIが-DIを上から下に抜いた後、ADXが上昇
→売りトレンドが発生している - トレンド系→値動きのトレンドや強さを分析する
- オシレーター系→相場の中で買われすぎ・売られすぎを分析する
移動平均線は他にもいろいろある
移動平均線の見方
長期移動平均線とローソク足の位置関係に注目!
参考チャート:外貨ex byGMO [米ドル/円 日足 2018年3月〜11月頃] ローソク足が長期移動平均線を上抜くこともゴールデンクロスであり、さらに短期移動平均線の上で推移するケースであれば、非常に強いトレンド相場が形成されていることを表します。
FXのテクニカル分析とは?意味ない?初心者におすすめの指標の種類と分析方法
出典:FXブロードネット「ローソク足」
【陽線】
【陰線】
【ヒゲ】
移動平均線
移動平均線とは、一定期間の平均価格を算出して平均値を折れ線グラフのように表したものです。
グラフで平均価格の流れを見ることができ、相場が過去よりも高いのか安いのかを判断できます。
また、平均線が上に伸びている状態を「上昇トレンド」、平均線が下に伸びている状態を「下降トレンド」といわれています。
移動平均線をチェックすることで、現在のトレンドを把握することができるというわけです。
一目均衡表
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、ローソク足と以下の5本の補助線を組み合わせてつかうテクニカル指標です。
先行スパン1と先行スパン2の間の空間は「雲」と呼ばれ、雲が厚ければ抜けにくく、雲が薄ければ変動が起こる可能性があると考えられるといわれています。
【好転(買い)】
【逆転(売り)】
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは移動平均線の上下にある線で、過去の値動きから計算される値動きの幅を表すものです。
ただし、相場がボリンジャーバンドを抜ける場合もあり、相場が抜けた時は抜けた方向に強く伸びると考えられています。
ボリンジャーバンドは、バンドの幅が縮小している時は上下のラインを超える傾向があるといわれています。
逆にバンドの幅が拡大している時は、上下のラインに達すると値段が戻る傾向があるそうです。
パラボリック
パラボリックは、SARというラインを使って売買シグナルを示す指標です。 FXチャートの見方、分析について解説
SARは、上昇トレンド時はチャートの下に表示され、下降トレンド時にはチャートの上に表示されます。
パラボリックは値動きが穏やかで横ばい傾向の時よりも、大きなトレンドを形成する際に有効といわれています。
【オシレーター系】テクニカル分析のチャートの見方・やり方
RSI(アールエスアイ)とは、買われすぎか売られすぎかを指数化したもので、売買のタイミングを分析するための指標です。
また、RSIは一定の幅で動く相場の際に有効と考えられています。
相場が大きく動くタイミングでは、値の動きも高頻度になり判断を誤る可能性が高くなるため注意が必要です。
RCIは「順位相関指数」という意味で、一定期間の日付とレートのそれぞれに順位をつけて、お互いの相関関係を求めて相場を分析する方法です。
完全に±100%に達していなくても、±80%を売買サインの目安にする見方もあるそうです。
MACD(マックディー)とは、移動平均線の精度を高めるための指標です。
MACDの値は、短期の移動平均線と中期の移動平均線の差によって算出されます。
【売買のタイミング】
【トレンドの予測】
ストキャスティクス
一定期間の高値と安値から、現在の価格が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断するための指標がストキャスティクスです。
【判断基準】
【売買のタイミングの目安】
ストキャスティクスも一定の値幅の動きの際に有効とされており、相場が大きく動くタイミングでは“ダマシ ※ ”が発生しやすくなるため注意が必要です。
※売買のサインとは逆に動く現象のこと。
DMI・ ADX
上昇の強さを示す「+DI」・下降の強さを示す「-DI」・トレンドの強さを示す「ADX」の3つの指標で分析するのがDMI・ ADXです。
【+DIと-DIの組み合わせ】
【+DI・-DIとADXの組み合わせ】
FXでのテクニカル分析の注意点2つ
①1つの指標だけでなく複数を組み合わせて分析する
テクニカル分析は、1種類だけだと大きな効果は期待できないとされています。
複数の指標を組み合わせることで分析の精度が高まり、リスクを回避できたり利益を上げたりすることに役立ちます。
Aの指標とBの指標で同じようなシグナルが見て取れるなら、信頼度の高い判断材料となるでしょう。
また、トレンド系とオシレーター系は分析する対象が少し異なるため、それぞれの強み・弱みを補うように組み合わせるのが効果的と考えられています。
②パターンが当てはまらない場合もある
テクニカル分析は、どんなパターンの相場の動きにも対応できるとは限りません。
相場が大きく動く可能性に備えるためにも、値動きに影響を与える「ファンダメンタルズ分析」も最低限取り組んでおくといいといえます。
FXでテクニカル分析を行えば、今後のトレンド傾向や売買の流れを予測することができます。
まずは、わかりやすい移動平均線やストキャスティクスを活用してはどうでしょうか。
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