不思議とここで反発する!!フィボナッチ・リトレースメント!!
米ドル/円4時間足チャート 「Trading View」
どこまで調整するか難しい ですよね。
そんな時、フィボナッチなら 38.2%、50%、61.8%の押しの水準はどこかを計算してみます。
例えば 100pipsの上昇なら38.2pips、50pips、61.8pips 下げたところ(値幅)という意味です。
チャートを見ると 38.2%、50%押しの水準ではあっさりと下抜け、55%辺りの水準で下げ止まり、揉み合っていますね。
61.8%押し では 下ヒゲを付けて反発 し、ここから 上昇再開 となっています。
フィボナッチは、自分で計算しなくても最近ではFX会社のチャートにも描画できるものが多くなってきています。 FX フィボナッチ の 使い方 と 手法
次の例を見てみましょう。
今度は 米ドル/円の1時間足チャート です。
同じく 上昇トレンドが継続 している場面。
米ドル/円1時間足チャート 「Trading FX フィボナッチ の 使い方 と 手法 View」
今度は 61.8%押しの水準はあっさり下抜け し、 78.6%まで押し てきました。
78.6%の水準では下ヒゲを付けて反発 し、ここから 上昇再開 になった場面です。
次は 英ポンド/米ドルの日足チャート です。
こちらも 上昇トレンドが継続 している場面です。
英ポンド/米ドルの日足チャート 「Trading View」
上記のチャートでは FX フィボナッチ の 使い方 と 手法 2箇所で61.8%押しの水準で下げ止まり、上昇再開 しているのがわかるでしょうか。
いずれの足も同じく 下ヒゲを付けて反発 していますね。
反発の足型も同時に学べますね(FX フィボナッチ の 使い方 と 手法 笑)
次は 英ポンド/米ドルの1時間足チャート です。
上昇トレンドから下降トレンドに転換 する場面です。
英ポンド/米ドルの1時間足チャート 「Trading View」
ヘッド&ショルダー 、日本で言うと 三尊天井 の形となり 下降トレンドに転換 しました 。
足型については、また別の機会にお話ししますね。
ここでも 61.8%戻しから再下落開始 となっています。
最後にユーロ/米ドルの日足チャートを見てみましょう。
ユーロ/米ドルの日足チャート 「Trading View」
トレンドの勢いが強い時は、50%(半値)、61.8%押しまでも行かず、38.FX フィボナッチ の 使い方 と 手法 2%押しで反発して上昇開始します。
実際のチャートを使った検証は以上となります。
フィボナッチ・リトレースメント の内容はいかがだったでしょうか。
フィボナッチで押しや戻しの目安をはかる。
是非エントリー前にあなたもチェックしてみてくださいね。
今回は 米ドル/円4時間足、1時間足、英ポンド/米ドル日足、1時間足、ユーロ/米ドル日足チャート FX フィボナッチ の 使い方 と 手法 を使ってみました。
フィボナッチとは|FXのMT4で見方・使い方・設定や手法を解説
FXや株で使用されるフィボナッチとは、フィボナッチ数列をもとに導き出した比率を、売買の目安するテクニカル指標の一つです。FXや株などの相場では、価格が波のように動くため、どこまで値が上がるのか、またどこまで値が下がるのかを予測するのは困難です。フィボナッチは、その非常に困難な予測の手助けをしてくれるツールです。
1.フィボナッチとは何か
フィボナッチを相場に使う前に、そもそもフィボナッチとは何かを、簡単に学んでおきましょう。急がば回れという言葉もあるように、まず原理原則を知ってから運用することが重要です。
1-1.フィボナッチとは
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610……
フィボナッチ数列に並んだ数字は、自然界にも多く存在しています。例えば、花びらの数は多くの場合フィボナッチ数です。また、ヒマワリの種はらせん状に並んでいますが、そのラセンの数を数えるとフィボナッチ数になります。つまり、フィボナッチは自然現象の中に現れやすい数といえるのです。
1-2.フィボナッチで重要な3つの数値の計算方法
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610……
まず、この数列を使って、相場で使用するための重要な数値を算出してみます。
まず1つ目は、フィボナッチ数列のうち任意の数字を一つ右の数字で割ると数が大きくなるほど、約0・618近づいていきます。
例えば、
8÷13=0.61538461538
21÷34=0.61764705882
89÷144=0.61805555555
というふうに、数が大きくなるほど0.618という数字に近づいていきます。
この0.618という数字が相場でフィボナッチを使う際に重要になります。
この0.382とが2つ目の重要な数字です。
この、0.236という数字が3つ目の重要な数字です。
2.MT4でのフィボナッチラインの見方・使い方・引き方
フィボナッチには、様々な使い方があります。例えば、フィボナッチ・タイムゾーンやフィボナッチ・ファン、フィボナッチ・アーク、フィボナッチ・エキスパンションなどです。知識として、これらの使い方を知っておくのもいいのですが、相場で多くのトレーダーが意識していて機能しやすいのは、何と言ってもフィボナッチ・リトレースメントです。ですから、この章では、より実践的なフィボナッチ・リトレースメントに限って解説していきます。
2-1.MT4を使ったフィボナッチラインの引き方と使い方
引き方としては、上昇トレンドの場合、直近の安値から高値に向かって斜めにドラッグします。反対に下降トレンドの場合は、直近安値から高値に向かって斜めにドラッグすれば、フィボナッチラインを引けます。下図は、上昇トレンド時のフィボナッチラインの引き方です(オレンジの丸と矢印で表示)。
厳密には同じにならないけれど、大体皆の意見がおおむね同じになる、そんなラインがフィボナッチラインです。ですから、私の実体験からも、線でとらえるのではなく、面でとらえた方がフィボナッチはうまく使いこなせるのではないかと感じています。どういうことかというと、例えば、厳密に61.8%のラインできっちり反転すると考えるより、面的にとらえてそろそろ61.8%ラインあたりだから反転する可能性もある、と考える方がうまくいきやすいということです。
2-2.フィボナッチラインの見方
2-3. FXでのフィボナッチの設定数値は?
通常は先に紹介した、0.618、0.382、0.236の3つの数値を使用しますが、相場によっては別のラインが意識されていることもあります。例えば、半押しと言われる高値からちょうど半分まで戻った50%(0.500)のラインです。また、0.618を2乗した√0.618=0.786という数字も、意識されることがあります。
また、上昇トレンド時に100を超えて下落した場合にも、どこまで落ちるかということを予測するためのラインがあります。
表にすると以下のようになります。
3.FXフィボナッチの手法|実践編
この章では、フィボナッチ・リトレースメントについて、どのように考えて実際の相場で使っていくかを解説します。けれど、知識として持っておくことと、実際に運用するのでは、まるで違います。その穴を埋めるためにも、ぜひ実際にチャートソフトを開いて同じように線を引きながら、この章を読んでほしいです。そうすればより理解が深まり、実戦で使える知恵となるでしょう。
3-1.フィボナッチを使った基本戦略
まず、長い横ばい状態(水色矢印)から上昇トレンドが発生しました。けれど、上昇は続かず、赤い丸のところでいったん価格が下がってきました。
どこまで、下落するでしょうか? それを予測するためN、フィボナッチ・リトレースメントを使います。
抵抗は見せたもののフィボナッチラインの23.6%を越えて下落し、32.8%のラインも割り込みました(緑色の丸)。
そこで意識されるのが、61.8%のラインです。
価格は61.8%のラインにタッチすることなく上昇します(青色の丸)。ちなみに61.8%を割り込んだ場合、トレンドが転換する確率が高くなります。ですから、多くの人が61.8%のラインを意識しています。
32.8%のラインを越えて上昇し(ピンクの丸)、23.6%のラインも越えていきます。
32.8%と23.6%のラインのローソク足の動きを見ると、明らかにこのラインが意識されているということがわかるでしょう。
価格が起点の0.0のラインを越えたので、上昇トレンドの継続が確定しました(オレンジ色の丸)。
3-2.フィボナッチと相性のいいテクニカル
フィボナッチ・リトレースメントは、他のテクニカル分析と組み合わせることにより、さらに精度を上げることができます。基本的にフィボナッチ・リトレースメントは、大抵のテクニカル分析と相性がいいです。
私の場合は、一目均衡表の使用時に併用することが多いです。
4.FXにおすすめのフィボナッチの本やアプリ
この章では、フィボナッチを、さらに極めたい方におすすめの本や、各FX会社が提供しているフィボナッチが使えるアプリについて紹介します。
4-1.フィボナッチトレーディング (ウィザードブックシリーズ)
『フィボナッチトレーディング (ウィザードブックシリーズ) 』著者:キャロリン・ボロディン
フィボナッチを全般的に学びたいなら、『フィボナッチトレーディング』がオススメです。ここでは紹介できなかった、フィボナッチ・タイムゾーンなどにも言及され、フィボナッチ・リトレースメントとの連携などについても解説されています。
4-2.FXフィボナッチ対応アプリ(手動・自動)
各FX会社が提供しているアプリには、多くの場合フィボナッチ・リトレースメントのラインを引くことができる機能が付随しています。手動で引くものや自動的に描画するものまで、その会社によって機能が違います。参考までに、どのFX会社が、どのようなフィボナッチ・リトレースメントの機能を備えているソフトを提供しているのかを、まとめてみました。
手動でフィボナッチラインを引けるソフトを提供しているFX会社
オアンダ ジャパン
GMOクリック証券
マネースクエア
みんなのFX
YJFX!
自動でフィボナッチラインを引けるソフトを提供しているFX会社
SBI FXトレード
FXプライムbyGMO
5.仮想通貨にフィボナッチは通用するか
最近話題のビットコインなどの仮想通貨でも、フィボナッチは機能するでしょうか。私見をいうと、FXや株ほどは機能しないのではないかと考えます。それは、仮想通貨に参加している投資家の質によるものです。
仮想通貨に参加している投資家の多くは、ブームに乗って取引しているほどんど相場の素人なのではないかと、私は感じています。ですから、トレンドも作られやすいし、トレンドが反転すれば一気に反対方向に行くような無秩序で非常に読みづらい相場展開です。ですから、予測もしづらい代わりに、大きく儲けられる可能性もあります。
フィボナッチで環境認識する方法を学習する
あきチャン動画学習ノート
親波を使って環境認識をする
以下のチャートで、ピンク囲みを現在のレートと仮定すると、
黄色の水平ラインで示した高値と安値の間で現在のレートは収まっているので、矢印で示したダウントレンドが親波となります。
親波を探す時の留意点
フィボナッチ・リトレースメントの引き方
フィボナッチ・リトレースメントは 左から右に引きます。 ダウントレンドの場合は高値から安値へ、アップトレンドの場合は安値から高値へ引くのが基本となります。
MT4でフィボナッチ・リトレースメントを引くと斜めの線が表示されますが、これを基準線とします。
ヒゲ先が複数あったりする場合には、念の為に基準線がローソク足によく当たるところを選んで引きます。
フィボナッチを引くタイミング
フィボナッチ・リトレースメントを引くタイミングは、ダウントレンドが切り替えして行って、
①の最後の戻り高値(ラス戻り)を上抜けしたあたりとなります。
フィボナッチ50%の環境認識
フィボナッチ50%に水平ラインを引いてみます。
そうするとこのチャート(ユーロドル日足)ではフィボナッチ50%を境にして2つの違う種類の波があることが分かります。
第1トレンドと第2トレンド
あきチャン先生の波動の考え方によると、第1トレンドと第2トレンドが ゼロ波 を挟んで発生しているとしています。
①が第1トレンドの波動で、これがフィボナッチ50%のところで完成し、黄色で囲んだ戻り波動がゼロ波、そのゼロ波から底まで達する波動が第2トレンドです。
この環境認識が大切だとあきチャン先生は解説しています。 ダウントレンドでは2種類の波が完成したら切り替えして行く(反転する)傾向が見られる としています。
※管理人 個人的にフィボナッチ50%のいわゆる 半値 は大いに悩まされるポイントで、左からの上昇トレンドが強ければ、以下の画像に矢印で示したように 半値押し となって上昇して行くこともあります。フィボナッチ50%地帯は、ロング(買い)派とショート(売り)派の攻防が繰り広げられる紛争地帯になることも多いでしょう。
フィボナッチ50%を境にした第1トレンドとゼロ波と第2トレンドを合成すると、大きく1つのダウントレンドが完成していることが判ります。
第1波よりも第3波の方が下落が強く(角度)大きく(値幅)なっているのが判ります。
第3波が大きく動くのがエリオット波動の考え方となります。これをもって下降波動は完成し、切り替えして行くと次は、そのアップトレンドを獲っていくことになります。
一般的にエリオット波動の下降波はA⇒B⇒Cとされますが、あきチャン先生は「上げも下げも5波」としています。
「下げも5波」とする理由については「切り返しの意識付けのため」としています。
オレンジの矢印は安値の幅を示していますが、第5波の安値の更新幅は、第3波の安値更新幅の半分程度であることが判ります。
基準線と波動の関係を見る
フィボナッチ・リトレースメントの基準線とレートの動きを見ると、黄色で囲んだ波動が基準線の右側(上側)で推移しています。
このように 波動が基準線を割らずに上側に収まって動いた場合、切り返しがきれいに強く入る傾向がある としています。
そうではなく以下の赤矢印で示したような、基準線を一旦大きく割り込むような動きを見せた場合には、
きれいに反発していかない傾向がある としています。
トレードゾーンは23.6から76.4の間
フィボナッチ・リトレースメントの23.6%から76.4%の間がトレードゾーンとなります。
0から23.6%、76.4から100%の間は、いわゆる『頭と尻尾はくれてやれ』の部分となります。食べるところは23.6%から76.4%の間が対象となります。
基準線のセンターをラス戻りに合わせる手法
日足チャートの100期間移動平均線(下のチャートの青緑の移動平均線)の下にレートがある場合は、まだショート勢が強く上方向のトレードがしずらいのですが、そんな時に使う手法が、フィボナッチ・リトレースメントの基準線のセンターをラス戻りに当てるやり方です。
フィボナッチ・リトレースメントを①から②へ引きながら、基準線のセンターを赤丸のラス戻りに合わせて基準線をトレンドラインのように使います。
そうして基準線を上抜けした時がまず最初のロングエントリーのポイントとなります。
フィボナッチ23.6%へ大きく押しが入った場合は次のロングエントリーポイントとなります。その場合の到達目標はTの黄色の水平ラインまで。このラインは元々のフィボナッチ・リトレースメント50%ですが、下降第1トレンドの到達点でもありました。
チャートに黄色矢印で示したように切り返しの上昇のトレンドは、下降の第1トレンドに対応しているとしています。
もし下降の第1トレンドの完成(安値)がフィボナッチ50%のところではなく、もう少し下まで下落していた場合には、上昇の第1トレンドの到達目標のTは下降の第1トレンドの安値までとなります。
下降と上昇の第1トレンドが対応しているように、第2トレンドも同様に対応しているとあきチャン先生は解説しています(黄色矢印が第1トレンド、緑矢印が第2トレンド)。
フィボナッチ裏当て手法
フィボナッチ裏当て手法はそうではなく、トレンドがつくとしたらどこまで伸びるかを見るものです。
上のチャートなら、②⇒①を第1波とした場合に、第3波がどのあたりまで行くのか、その到達点を予測するのがフィボナッチ裏当て手法です。
通常とは逆にフィボナッチ・リトレースメントを①から②へ、右から左に引きます。 ダウントレンドでは安値から高値へ、アップトレンドでは高値から安値へ引きます。
エントリーはフィボナッチ61.8%あたりから、決済目標は161.8%あたりまで、最大で200%までの値幅を考えることになります。
長期足にフィボナッチを当てて隙間を狙う手法
まずは月足チャートの親波にフィボナッチ・リトレースメントを当てます。
現在のレートのピンク○は、黄色○の高値と安値を親波として動いていますので、左から右にフィボナッチ・リトレースメントをひきます。
次に、同様に週足チャートの親波にもフィボナッチ・リトレースメントを引きます。
週足のフィボナッチは緑破線、月足は赤破線です。
そして月足、週足と同様に日足の親波にフィボナッチ・リトレースメントを引きます。
日足のフィボナッチはピンク、週足のフィボナッチは緑破線、月足は赤破線です。
4時間足では、このように見えます。
4時間足チャートを1段ズームアウトしたのが下の画像ですが、 FX フィボナッチ の 使い方 と 手法
①が月足38.2%、週足61.8%、日足27.2%のフィボナッチが集まったゾーンで、ここにレートが至れば反発があるだろうとすることになります。
4時間足チャートのもう少し左を見てみると、
①はやはり強力な抵抗帯であることが判ります。
4時間足チャートの目立つ高値と安値について、フィボナッチが効いていると思われるもの、そして移動平均線が効いていると思われるものについてマークしてみたのが以下の画像です。
見た目で何が直接的な影響を与えたのだろうかと判断したのですが、ピンク○がフィボナッチ、黄色○が移動平均線、緑○がフィボナッチ&移動平均線、青○が影響なしです。
フィボナッチ・リトレースメントの設定数値
MT4の場合、フィボナッチ・リトレースメントの数値はデフォルトで「0 23.6 38.2 50 61.8 76.4 100%」が入っていますが、このままの利用でOKとなります。
あきチャン先生の設定はデフォルトに「11.4 27.2 72.8 88.6」を加えています。これはハーモニック・パターンを見るために加えたものです。11.4と88.6 27.2と72.8は足して100になる組み合わせとなります。
TradingViewでフィボナッチを使ってみよう
ビットコインFXや仮想通貨のレバレッジ取引で儲けたい、勝ちたいと思っているトレーダーのみなさん。フィボナッチは使っているでしょうか?
「使っているよ!」という方も「これから勉強したい」という方も、この記事を見れば、TradingView(トレーディングビュー)での「フィボナッチ」ツールを使いこなせるようになります!
この「ひろぴーのBitcoin-FX」では、今までテクニカル分析をするためのツールや指標について概要と一般的な使い方を紹介してきていますが、今回は「フィボナッチ・リトレースメント」と「フィボナッチ・エクステンション」を実際に手を動かして習得していきましょう。エクステンションとリトレースメントの違いもおさえつつ使いこなせるようにしていきましょう。
ひろぴー目線では、チャート分析は、市場参加者が意識している価格帯やラインを見つけることが重要だと考えています。特にサポートラインやレジスタンスラインは値動きの反発やブレイクが大きな利益を得るためにも特に注目しておきたいポイントです。
ということで、フィボナッチ・リトレースメントやエクステンションは多くの人が着目しやすい節目のラインを提示してくれるのに役立つツールです。
https://jp.tradingview.com/
比較表
フィボナッチ・リトレースメント | フィボナッチ・エクステンション | |
仕組み | トレンドの値幅に対する反発をフィボナッチ比率から測る | FX フィボナッチ の 使い方 と 手法トレンドが押し目や戻しから継続する値幅の伸びをトレンドの値幅に対するフィボナッチ比率から測る |
用途 | サポートやレジスタンスの水準を見る | 次の高値・安値の予測。決済タイミングの目安 |
利用場面 | トレンドの調整局面またはトレンド転換 | トレンド継続またはブレイクアウト |
操作方法 | 高値・安値にラインを引く(2か所にポイントを付ける) | 高値・安値にラインを引き、そこからの押し目・戻しにもラインを引く(3か所にポイントを付ける) |
利用頻度・難易度 | サポートやレジスタンスとなる水準を見るのに最適なため比較的利用できる場面が多い トレンドに沿ったラインを引くだけで良いので簡単 | トレンドの次の高値・安値の到達水準を予測する場面での利用は頻度が限定的 操作面でもフィボナッチ・リトレースメントと比べて値幅に対する押し・戻しの設定が必要でやや難易度が高い |
フィボナッチ・リトレースメントとは
フィボナッチ・リトレースメントは一定の値幅においてフィボナッチ数列に基づいた23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%の比率を表示するためのツールです。この各比率は多くの市場参加者が注目または取引の目安にしているので値動きのサポートライン・レジスタンスラインとして機能しやすくなっています。
これをトレンド相場に用いることによってトレンド中の各比率の価格帯までの押し目や戻りを確認、売買のエントリーや決済の目安にする、といった利用が基本的な活用の一つになります。
フィボナッチ・リトレースメントと同様によく利用されるツールに「フィボナッチ・エクステンション」があります。
こちらは押し目や戻りからのトレンドの伸びを分析する際に用いられるので違いを押さえて合わせて覚えておきましょう。
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
TradingViewのツールでフィボナッチ・リトレースメントを利用してみます。
まず、チャート画面左の「ギャン&フィボナッチツール」を開き、「フィボナッチ・リトレースメント」を選択します。
チャート上で、トレンドの安値と高値にそれぞれポイントを合わせます。上昇トレンドであれば安値から高値、下降トレンドでは高値から安値にラインを引いてみて下さい。
フィボナッチ・エクステンションとは
https://jp.tradingview.com/
フィボナッチ・エクステンションの使い方
チャート上のベースとなる値幅とそこからの戻しの順でカーソルをポイントに合わせていきます。 上昇トレンドであれば、 トレンドの安値から高値、高値から押し目の安値へとラインを引く 形になります。
初めに引いた高値・安値の値幅ラインに対する 各フィボナッチ比率が戻しのポイントから色分けで表示されます。
設定した値幅以降にも色分けを表示させて将来の値幅分析に利用したい場合には設定で 「ラインの延長」 にチェックを入れましょう。
各ラインに 表示される比率と共にそのラインの価格も表示 されるので予約注文をするときの目安にしましょう。
フィボナッチ・リトレースメントはトレンドラインに対するフィボナッチ比率から市場参加者の意識する価格帯にラインを引くことで価格の押し目や戻しの目安にすることができます。ただし、多くの市場参加者が意識しているからといって必ずそこで反転する、サポートラインやレジスタンスラインになるわけではありません。まず初心者トレーダーの場合には、このフィボナッチツールを使いこなせるレベルまで達することが第一ですが、中級トレーダーの場合は、優位性を高めるためにも他のテクニカル指標や分析を併用することもオススメです。組み合わせて確度の高いトレードを目指してみてください。
また、フィボナッチ・エクステンションは一度伸びた値幅に対して戻しの後にどれだけ値幅が伸びるかの予測をする際に使える描画ツールです。フィボナッチ・リトレースメントが一定の値幅からの反発度合やブレイクアウトのタイミングを計るのに便利なように、こちらはどこまで値動きが伸びるのかで利確タイミングなどに活用してみましょう。フィボナッチツールを使いこなせれば、将来の見立てが立てやすくなり、節目節目での戦略が立てやすくなります。初心者でも手軽に使えるツールですが、中級〜上級トレーダーにもオススメのツールです。ぜひこの機会に今一度、TradingViewのフィボナッチ・エクステンションをつかってみて、継続的に利益が出すためにもチャート分析を探求してみましょう。
トレーディングビューのフィボナッチの表示方法とカスタマイズ方法
困っている人
- TradingViewでフィボナッチ・リトレースメントを表示させる方法
- TradingViewのフィボナッチ・リトレースメントのカスタマイズの方法
- 1 TradingViewで フィボナッチ・リトレースメントを表示させる方法
TradingViewで
フィボナッチ・リトレースメントを表示させる方法
カーソルを合わせると「ギャン&フィボナッチツール」と表示されるので分かりやすいと思います。
アイコンをクリックするとメニューが表示されるのでその中から「フィボナッチ・リトレースメント」をクリックします。
上昇トレンドにフィボナッチ・リトレースメントを引きたい場合は、この様に安値から高値にドラッグ&ドロップして下さい。
下降トレンドにフィボナッチ・リトレースメントを引きたい場合は高値から安値にドラッグ&ドロップして下さい。
TradingViewのフィボナッチ・リトレースメントのカスタマイズの方法
カスタマイズ画面の表示方法
フィボナッチ・リトレースメント上にある斜めの点線(画像のオレンジで囲った斜線)にカーソルを合わせると斜めの点線の両側に白丸が表示されます。
メニューが表示されるので「設定」をクリックすると
カスタマイズ画面の解説
トレンドラインのカスタマイズ
カスタマイズ画面の「トレンドライン」がフィボナッチ・リトレースメントの斜めの点線の事です。
レベルラインのカスタマイズ
レベルラインとはフィボナッチ・リトレースメントの要のラインとなる23.6%・38.2%・50%・61.8%のラインの事です。
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