Styleではストキャスティクスのカラーリングなどを変更可能できます。
自身の好みに合わせましょう。
ストキャスティクスとは 効果的な使い方を見極めるために
ストキャスティクスとは、
ストキャスティクスの計算式
値 | 計算式 |
%K | ![]() |
%D | =m日の%Kの単純移動平均 |
Slow%K | =%D |
Slow%D | =s日の%Dの単純移動平均 |
ストキャスティクスの活用方法
ストキャスティクスの活用方法として最も効果的なのは レンジ相場で使用すること です。
ストキャスティクスの注意点
ここでは、ストキャスティクスの注意点について解説していきます。
- ストキャスティクスのみで戦おうとしない
- 自分だけのストキャスティクスの使い方を極める
ストキャスティクスのみで戦おうとしない
理由としては、 ストキャスティクスのみで戦っているから です。
防御に使う何か (他のインジケーターやチャートパターン、資金管理) などがないと到底戦場では生き残れないといえるでしょう。
自分だけのストキャスティクスの使い方を極める
ストキャスティクスのまとめ
ストキャスティクスは、使い方を極めることができればとても効果的なインジケーターといえます。
BitMEX(ビットメックス) ストキャスティクスの使い方
BitMEX
ストキャスティクスはオシレーター系指標の代表とも言えるRSIと並んで有名なテクニカル指標です。
日本の仮想通貨トレーダーの中でもRSIまたはストキャスティクスどちらかを使うトレーダーが多いです。
そのため、ストキャスティクスの使い方を覚えておくのはとても重要です。
BitMEX(ビットメックス) ストキャスティクスの使い方
ストキャスティクスとは
名称 | ストキャスティクス |
考案者 | ジョージ・レーン |
分類 | オシレーター系指標 |
ストキャスティスクスは、1950年代に米国のチャート分析家として有名なジョージ・レーンが考案したテクニカル分析です。
ストキャスティクスは現在のトレンドがいつまで継続するか予想するために有効な手法です。
ジョージ・レーンはストキャスティクスを逆張り手法で使用することを前提に生み出したと言われています。
そのため、トレンドがいつ反転するのかを予測するためのテクニカル分析手法になります。
RSIと似ている点や違いについて
ストキャスティクスとRSIはどちらも一定の期間で『買われすぎ』または『売られすぎ』なのかをチャート上にグラフとして表示します。
例えば、ビットコインのトレードにてストキャスティクスやRSIを使う場合、現在の相場が上昇トレンドであればグラフは右肩上がりになり、下降トレンドであればグラフは右肩下がりとなります。 ストキャスティクスの使い方
一定の期間で買われすぎや売られすぎの状況を判断する場合、RSIやストキャスティクスどちらも似たような結果を出します。
ストキャスティクスとRSIの違う点は、 RSIではトレーダーが設定したある一定の期間で『上昇幅と下降幅』を計算に使用するのに対して、ストキャスティクスではトレーダーが設定したある一定の期間で価格の『終値』を計算に使用するという点です。
ストキャスティクス:終値を計算に使う
RSI:上昇幅と下降幅を計算に使う
%K(パーセントケー)と%D(パーセント ディー)
ストキャスティクスでは、『 %K(パーセントケー) 』と『 %D(パーセントディー) 』と呼ばれる2本の線を使ってグラフを表示します。
%Kは一定期間における最高値から最安値の範囲で、直近の終値がどの位置にあるか表しています。
%Dは、%Kを移動平均化て動きを平滑化しています。
%K, %Dの計算式は以下の通りです。
BitMEXにおけるストキャスティクスの設定方法
BitMEXのチャート画面にストキャスティクスを表示させる手順をご紹介します。
なお、BitMEXのチャート画面はやや小さい為、チャートの画面のみを別ウィンドウで開くのがオススメです。
別ウィンドウでチャート画面のみ開いた方がローソク足なども見やすいので今回の説明では全部別ウィンドウで開いている状態でご説明をします。
1. 別ウィンドウ用のアイコンをクリック
2. インジケーターボタンをクリック
3. 検索欄に『stochastic』と入力して『Stochastic』をクリック
1. 別ウィンドウ用のアイコンをクリック
2. インジケーターボタンをクリック
3. 検索欄に『stochastic』と入力して『Stochastic』をクリック
ストキャスティクスの設定・スタイルの変更
1. Stochをクリック
2. Formatをクリック
3. Inputsで設定を変更
4. Styleで線の太さを変更
1. Stochをクリック
2. Formatをクリック
3. Inputsで設定を変更
Inputsではストキャスティクスに関する設定の変更ができます。
Length:ストキャスティクスの期間を設定
Smooth K:%Kの期間を設定
Smooth D:%Dの期間を設定
4. Styleで線の太さを変更
Styleではストキャスティクスのカラーリングなどを変更可能できます。
自身の好みに合わせましょう。
%K:%Kの線の色や太さのスタイル変更
%D:%Dの線の色や太さのスタイル変更
Upper Limit:ストキャスティクスの上限の帯
Lower Limit:ストキャスティクスの下限の帯
Hlines Background:ストキャスティクスの背景
ストキャスティクスの設定を保存
インジケーターの設定はBitMEXをログアウトすると初期設定に戻ってしまいます。
そのため、もしストキャスティクスの設定を次回以降も使いたい場合はFormatから『Save as default』をクリックします。
これでデフォルト設定を現在の設定に保存して次回以降も設定が維持されます。
ストキャスティクスを削除
ストキャスティクスを削除したい場合は、『Stoch』をクリックして『Remove』を選択するとストキャスティクスは削除されます。
もし非表示にしたい場合は『Hide』を選択すると非表示設定になります。
ストキャスティクスを使いこなすためのポイント
売買サイン(買いシグナル・売りシグナル)
ダイバージェンス
売買サインを理解したあと、やや上級者向きになりますが、ダイバージェンスについて理解しましょう。
ダイバージェンスについては記事の後半にて詳しくご紹介します。
まず最初に、実際のビットコインのチャートを使いながら、買いシグナル・売りシグナルの実例を紹介します。
買いシグナル
%K, %Dが20~30%以下
%Kと%Dがゴールデンクロス
ストキャスティクスの買いシグナルは2つあります。
1つは%K, %Dが20%以下の売られすぎの相場状況です。
もう1つが%Kと%Dがゴールデンクロスしてトレンドの転換が示唆できる場合です。
買いシグナルの実例:2018年11月~12月 ビットコインのチャート(日足)
ストキャスティクスの青丸を見ると%K, %Dどちらも20%以下なので売られすぎの状況の相場ですが、%K, %Dがゴールデンクロスしています。
このように相場が売られすぎの状況にあるものの、トレンドの転換を示唆するゴールデンクロスを見て買いのタイミングを見極めます。
売りシグナル
$K, %Dが70~80%以上
%Kと%Dがデッドクロス
ストキャスティクスの売りシグナルは2つあります。
1つは%K, %Dが80以上の買われすぎの相場状況です。
もう1つが%Kと%Dがデッドクロスしてトレンドの転換が示唆できる場合です。
売りシグナルの実例:2019年7月~8月 ビットコインのチャート(日足)
ストキャスティクスの赤丸を見ると%K, %Dどちらも70%以上に達しており相場の状況としては買われすぎです。
また、%K, %Dがデッドクロスしておりトレンドの転換の可能性が高まっています。
このように相場が買われすぎの状況にあり、トレンドの転換を示唆するデッドクロスを見て売りのタイミングを見極めます。
ダイバージェンス
ダイバージェンスとは、価格とオシレーター系指標の値が逆行現象することを言います。
オシレーター系指標としてストキャスティクスやRSIなどがありますが、これらの指標が通常と異なる動きをする時のことをダイバージェンスと言います。
ビットコインが大きく下落してるのにRSIの値は上昇 ストキャスティクスの使い方 → 強気のダイバージェンス
ビットコインが大きく上昇してるのにRSIの値は下落 → 弱気のダイバージェンス
1. トレンドが弱くなり、トレンドの方向性が消える→レンジ相場
2. トレンドが弱くはなるが、トレンドは継続する
3. トレンドが転換する
ダイバージェンス後のシナリオは3つ考えることができ、すぐにトレンドが転換するとは限らないので注意しましょう。
『ダイバージェンスが発生したからトレンドが転換するぞ!』と言うのはやや早とちりであり、その後の相場の状況を見ながら判断する必要があります。
ダイバージェンス後にトレンドが継続する場合もありますし、トレンドの方向性が消えてレンジ相場になる場合もあります。
シナリオが3つに分かれる関係からダイバージェンスだけでトレンドの方向性を掴むのは難しいと言われています。
他のインジケーターを使ったり、値動きを見ながら他に何か買いや売りのサインがないか確かめましょう。
なお、ダイバージェンスは毎日見れるような現象ではなく数週間や数ヶ月の中で稀に起こる現象になります。
ダイバージェンスをトレードで活用するタイミングは多くはありませんが、 ダイバージェンスを目撃する機会があれば大きなトレードのチャンスです。
強気のダイバージェンス
強気のダイバージェンスは下降トレンドで発生する買いサインになります。
強気のダイバージェンスは価格が大きく下落しているのに指標の値が上昇している場合に発生します。
強気のダイバージェンスの例として、2019年1月~2月のビットコインのチャート(6時間足)をご紹介します。
価格とストキャスティクスの関係性を見てもらいたいのですが、 ビットコインの価格は下落していますがストキャスティクス(%K, %D)の値は上昇しています。
このように価格は下落、ストキャスティクス(指標)は上昇している状況を強気のダイバージェンスと言います。
弱気のダイバージェンス
弱気のダイバージェンスは上昇トレンドで発生する売りサインになります。
弱気のダイバージェンスは価格が大きく上昇しているのに指標の値が下落している場合に発生します。
弱気のダイバージェンスの実例として2017年11月~12月のビットコインのチャート(日足)をご紹介します。
価格とストキャスティクスの関係性を見てもらいたいのですが、ビットコインの価格は上昇していますが、 ビットコインの価格は上昇していますが、ストキャスティクス(%K, %D)の値は下落しています。
このように価格は上昇、ストキャスティクス(指標)は下落している状況を弱気のダイバージェンスと言います。
ダイバージェンスの活用方法について
最近トレードをはじめた方からするとダイバージェンスを判別するのが難しいと感じると思いますが、ダイバージェンスは大きな相場の予兆です。
初心者の方でも使いやすいダイバージェンスの活用方法としては、 ダイバージェンス発生は順張りでトレードをしていた時の利確サインだと考えて下さい。
ダイバージェンスが発生したと言うことは現在のトレンドの勢いが弱まっていることを示唆しています。
もし順張りでポジションを持っていた場合であればポジションの伸びしろに限界が見えてきたと言うことですので、ポジションを閉じるサインと考えましょう。
すぐに相場が転換するとは限りませんが、トレンドの方向性に限界が見えているのでポジションを減らして今後の相場について考える時間だと言えます。
他のテクニカル分析の活用も忘れずに
ストキャスティクスを利用したトレードは逆張りして使うので、上昇トレンドや下落トレンドの方向性に逆らってトレンドすることになります。
逆張りのトレンドは予想と違う方向へ行くと大きな損失をする可能性が高いので、ストキャスティクスだけを見てトレードをするのは注意が必要です。
そのため、他の複数のツールやテクニカル分析と併用するなどして判断材料を増やし、違う角度からの予想なども行ってみましょう。
BitMEXで使えるテクニカル分析については『BitMEXでテクニカル分析を使ってみよう! 』で詳しくご紹介しています。
代表的なテクニカル分析と使い方をご紹介していますのでぜひご参考にして下さい。
テクニカル分析とは過去の値動きから今後の価格を予想や分析する手法です。 BitMEX(ビットメックス)で利用できるテクニカル分析は60種類以上と豊富にあります。 ストキャスティクスの使い方 描画ツールも用意されているので『何をどう使えばいいのか分からない』と悩むト.
ストキャスティクス使えばバイナリーオプションは攻略できる?有効な使い方と注意点を解説!
「ストキャスティクス」は、MT4に既存で導入されているインジケーターですので、すぐに利用することができます。また、インジケーターの数は計り知れないほどあるわけですが、その中でもストキャスティクスはとても便利なインジケーターです。
ただですね、 実際にストキャスティクスだけを利用してエントリーするようなことは危険と言えます。
私自身、バイナリーオプションを始めたばかりの頃は、ストキャスティクスだけを利用してエントリーを行っていたわけですが・・・
やはり、ストキャスティクスだけでエントリーポイントを正確に把握することは難しく、利益を得ることができていませんでした。
しかし・・・・・
ある時期から、ストキャスティクスだけでなく、自作のオリジナルインジケーターをストキャスティクスと組み合わせて利用するようにしました。
例えばですが、
ストキャスティクスの使い方①ストキャスティクスとRSIとCCIを組み合わせしたサインインジケーター「 SRC 」を利用
②ストキャスティクスとRSIの数値をMTFで表示できるインジケーター「 Rsi-Sto-View 」を利用
などといった、組み合わさったインジケーターを利用していったわけですね。
そして、上記のインジケーターを組み合わせて利用してみたところ、勝率がどんどんと上がっていき、収益を大きく上げることができたんですよね。
ストキャスティクスの使い方とストキャスティクスを使ったFXのトレード戦略とは
ストキャスティクス
RSIと同様に 相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断する オシレーター系のインジケーターです。
ストキャスティクスの基本線と種類
- ファースト・ストキャスティクス…「%K・%D」の組み合わせ
- スロー・ストキャスティクス…「%K・Slow%D」の組み合わせ
%Kは、設定期間内の安値から高値までを100%として、 現在の価格が何%の水準にあるのか を示す基本線です。
ストキャスティクスの 売買シグナルを発生させる重要な基本線 となります。
Slow%Dライン
ストキャスティクスの見方と売買シグナルとは
ストキャスティクスでは、%Dが20%以下で「売られ過ぎ」、80%以上で「買われ過ぎ」と判断します。
- %Dまたは%Kが「20%以下」…買われ過ぎ
- %Dまたは%Kが「80%以上」…売られ過ぎ
ストキャスティクスの売買シグナル
- %Kと%D(Slow%D)のクロス
- ガービッジトップ/ボトム
- スパイクトップ/スパイクボトム
%Kと%D(Slow%D)のクロス
ストキャスティクスのメインとなる売買シグナルに、 %Kと%D(Slow%D)のクロス によるものがあります。
- 買いシグナル…30%以下の水準で%Kが%D(Slow%D)を下から上抜けた時
- 売りシグナル…70%以上の水準で%Kが%D(Slow%D)を下抜けた時
ガービッジトップ/ボトム
- 買いシグナル「ガービッジトップ」…30%以下の水準で、%Kが%D(Slow%D)を2度上回った時。
- 売りシグナル「ガービッジボトム」…70%以上の水準で%Kが%D(Slow%D)を2度下回った時。
スパイクトップ/ボトム
- 買いシグナル「スパイクトップ」…%Dまたは%Kが15%以下の水準から15%を上抜けた時
- 売りシグナル「スパイクボトム」…%Dまたは%Kが85%以上の水準から85%を下抜けた時
ストキャスティクスを使ったトレード戦略とは
ガービッジボトムを使ったトレード例
とある通貨ペア①日足チャート
とある通貨ペア①1時間足チャート
- ①フラッグブレイクを想定したレンジ内
- ②フラッグブレイクしたタイミング(ブレイクアウト)
- ③レジスタンスラインがサポートラインとして切り替わったタイミング(ロールリバーサル)
レンジ相場での逆張りトレード例
とある通貨ペア②日足チャート
とある通貨ペア②4時間足チャート
とある通貨ペア②1時間足チャート
とある通貨ペア②15分足チャート
- ①ヘッドアンドショルダーズと想定したショルダーラインでのロング
- ②ネックラインをブレイクしたタイミングのロング(ブレイクアウト)
- ③ネックラインがサポートラインに切り替わったタイミングのロング(ロールリバーサル)
ストキャスティクスを使った利益確定タイミング例
オシレーター系インジケーターは、売買シグナルとしての使い方以外にも 利益確定タイミングを見極める使い方 があります。
とある通貨ペア③日足チャート
とある通貨ペア③15分足チャート
【10分でわかる!】ビットコインFXの「ストキャスティクス」見方・使い方
冒頭の通り、ストキャスティクスとは「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するテクニカルツールです。
いわゆるオシレーターの1種で、RSIやMACD(マックディー)と同じ役目を果たします。
ですから、 ストキャスティクスの使い方 RSI・MACDを使える人は覚える必要はありません。
(最新の終値ー過去n期間の最安値)の過去m期間の合計÷(過去n期間の最高値ー過去期間の最安値) の過去m期間の合計×100
=%D
計算式は、数学が得意でないと理解不能です。 (覚える必要もありません)
ようするに、過去の平均から見て価格を判断します。
価格が平均より高い→買われ過ぎ
価格が平均より安い→売られ過ぎ
ビットコインFXでストキャスティクスの使い方
ビットコインFXでストキャスティクスを使うには見方を覚えましょう。
ストキャスティクスは3つの指標で構成されています。
- %K(水色線)→相場の短期的な動きを示す線
- %D(オレンジ線)→相場の長期的な動きを示す線
- バランス→縦軸の0~100%の割合
ストキャスティクスのシグナル3つ
- ゴールデンクロス
- デッドクロス
- バランス%の比率
シグナルを3つ覚えれば、ストキャスティクスを使ったトレードを3つ覚えられます。
ストキャスティクスの「ゴールデンクロス」
ゴールデンクロスは買いシグナルです。
同じ名前で、移動平均線にも似たシグナルがあります。
ストキャスティクスの「デッドクロス」
デッドクロスは売りシグナルです。
移動平均線にも同じ名前のシグナルがあります。
バランス%の比率
ストキャスティクスの%で相場の加熱度を判断するシグナルです。
- 80%以上→買われ過ぎ
- 20%以下→売られ過ぎ
【まとめ】ビットコインFXでストキャスティクスの実践例
ストキャスティクスの見方など基礎編を解説しました。
ここからは、「実戦でストキャスティクスを使う」テーマです。
上記のチャートでは、利食い水準を緑に、損切り水準を赤色に設定した「買いシナリオ」。
エントリー根拠は、ストキャスティクスに買いシグナルが2つ確認できた事。
- 20%以下で%K・%Dが推移「売られ過ぎ」
- ゴールデンクロスが発生「買いシグナル」
利食いは、今回のケースだと成行注文を行います。
ストキャスティクスが売りシグナルを示した時に決済です。
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